HRチームの仕事とは?事業の基盤をつくる縁の下の力持ち【トモノカイおしごと事典】
はじめに:HRチームが属する放課後支援部門とは?
教育に携わる全ての人が理想や目標を持っていますが、現実の難しさに苦しみ、悩んでいます。
放課後支援部門ではそんな課題を抱える学校のパートナーとなり、理想と現実の両面に向き合いながら、 『学習メンター®プログラム』という教育プログラムを提供しています。
学習メンターⓇプログラムでは、中学校や高校の放課後の時間・場所を利用し、放課後学習サポートを行っています。生徒さんには、プログラムでの学びを通じて自信を持ち、今後の人生を豊かに歩んでいただきたいと考えています。
その中でHRチームは、実際に学校現場で生徒と接する優秀な大学生を採用・各学校に手配し、育成の仕組みを作るのが主な仕事です。
今回はそんなHRの仕事について、マネージャーへの取材を基に解説します。
HRのミッションは優秀なメンターを採用し、より力を発揮できる仕組みを作ること
どれだけ素晴らしい教育プログラムを設計したとしても、その場で生徒と対面する学習メンター(大学生講師)のやる気がなければ失敗に終わるでしょう。
トモノカイにはたくさんの優秀な難関大生がいますが、中でも学習メンターは教育に熱い想いを持ち、生徒の成長を心から喜べる方が多いです。
学習メンターたちが一緒にプログラムを良くすることを考え、主体的に行動することが、学習メンターⓇプログラムの高い品質に繋がっているのです。
そんな優秀な大学生を多く採用し、育成していくための仕組み作りがHRチームの重要なミッションです。
HRチームの体制と業務内容
HR業務はチーム内で完結することはないため、他部門の社員や、学生含め多くの人を巻き込みながら仕事を行います。
①人事戦略・目標の策定
まずは、プログラム導入校の伸長から逆算し、予算策定やスケージュールを計画します。
学習メンター®プログラムでは総勢800~1,000名の大学生が学習メンターとして働いています。大勢の学習メンターがより活躍できるよう、組織開発の戦略立ても行います。
②採用広報マーケ・母集団形成
総勢800名という多くの学習メンターを採用するためには、採用広報活動やマーケティングが重要となります。トモノカイでは大学生約23万名(2022年2月時点)が登録するt-newsという教育求人サイトを運営しています。
t-newsを運営している「他部門送客チーム」と一緒に、学習メンターの応募を増やすための活動を行います。
③選考・各学校チームへの配属
学習メンターに応募してくれた方の選考を行い、学習メンタープログラムの運営管理を行うプログラムディレクター(PD)と調整しながら各学校に配属します。
学校数拡大に伴い学習メンターの数も増えているため、面接官の体制を整え、スムーズに選考を受けていただけるようにすることも大切です。
また、歩留まり防止のための選考管理システムも併せて利用しながら日々の改善に努めています。
④育成・組織開発
採用された学習メンターがより力を発揮できるように、研修制度や、評価制度を整えるのもHRチームの業務の1つです。
2021年には、放課後支援部門の社員・学習メンターを巻き込み、「学習メンターの羅針盤」という、メンターの拠りどころとなる行動指針を創りました。
2022年より研修制度にも取り入れ、日々この羅針盤を胸に業務に励んでいただいています。
組織のエンゲージメントを高めるために自分で考え、企画・実行していくことが必要です。
⑤データベース・システム管理
総勢800~1000名以上の選考情報や面接データを管理するためのフローや、システムの構築・運用などを行います。
誰がどんな方なのかすぐに把握できるようにすることで、大規模採用や日々の学習メンタープログラムの運営に貢献しています。
HRチームの歓迎スキル・マインド
多くの方を巻き込み、リードしながら採用や組織開発を行っていただくために、以下のスキル・マインドをお持ちの方を求めております。
■課題解決をすることにやりがいを感じる方
組織を俯瞰しながら課題の本質を見極め、解決していく能力が必要です。大規模な数の学生を採用し、各学校にスムーズに配属するためにも、どこに問題が起こっているのかクリティカルに特定する必要があります。
状況を分析し、課題を見つけ、解決していくことが好きな方にはやりがいを感じていただけるはずです。
■複数の方を巻き込んで物事を進めるのが得意な方
HR業務は1人の力では成し得ません。各学校ごとの採用要件や期待値をプログラムディレクターと調整したり、面接官や他部門の協力を得る必要があります。
「ひとりで成し遂げてやる」という志向の方よりは、「皆の力を借りて、皆で成功させよう」という志向の方のほうが向いている業務となります。
■教育に関わり、社会に貢献したいと感じている方
トモノカイが掲げる「教育の再設計」に共感し、貢献したいと感じていただける方を求めています。一緒に働くメンバーや採用する学習メンターたちも教育に熱い想いを持っている方が集まっています。
■ITツール・システムの利用に抵抗がない方
たくさんの学生のデータを扱うため、クラウド選考管理システムを利用しています。専門性を要するほど難しい業務はありませんが、データベースを扱うための基礎知識の習得やツールの利用に抵抗がない方のほうがおすすめです。
また、これらを利用して選考プロセスの改善等も積極的に行っていただきたいと考えています。
■求めているご経験
・事業担当もしくは人事として採用育成等の企画・運用に携わってきた経験
・チームマネジメントもしくはプロジェクトマネジメントの経験(少人数でもOK)
・リーダー経験(他事業・他チームとの折衝経験)
※教育業界でのご経験は問いません
HRの仕事のやりがいとは?
学習メンターの活躍ぶりや、楽しく働いてくださっている様子を聞くときにやりがいを感じます。
実際に学習メンターからも、「単なるバイトではなく、生徒さんの夢を叶える仕事です!」、「生徒さんが私を頼りに、プログラムに足を運んでくれることにやりがいを感じます」などポジティブな声をたくさん耳にします。
大学生活というのは、ほんの4年しかない掛けがえのない大切な時間です。その大切な時間を私たちとともに過ごしてくださり、感謝しかありません。
だからこそ「学習メンターをやっていて良かった」と卒業してからも思っていただけるような、楽しく成長できる場を提供していきたいです。
HRのキャリアパス
HRのお仕事はどの職場に行っても必要なポジションだと思います。培った経験を生かしてトモノカイ全体の採用に携わっていただくキャリアもあれば、部門のHR統括リーダーへとステップアップしていただくこともあります。
HRを目指す人へのアドバイス
採用面接では、教育の会社に関心を持ったきっかけや、他者との折衝経験、人事や採用のご経験などを伺います。
他には、「トラブルが起きたとき、どう解決しますか?」といった課題解決の取り組みについても質問するかもしれません。この質問に正解はなく、どう対応するのか、考え方を教えていただきたいと思います。
トモノカイでは、教育に熱い想いを持ったメンバーが多いため、同じく教育に想いがある方には魅力的な環境だと思います。
放課後支援部門でも生徒の成長に熱い想いを持ち、最高のプログラムを学校に提供するため、メンバーが一丸となり切磋琢磨しています。そんなメンバーを採用・組織開発という仕事を通して支え、自分自身もその一員として、活躍していただきたいと考えています。
最高の学習メンタープログラムを提供することに貢献したいという熱意のある方と、ぜひ働きたいと思っています。
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以上、HRチームの仕事についての解説でした。
現在トモノカイでは、一緒に働く仲間を募集しています。この記事で興味を持った方は、ぜひ一度こちらをチェックしてみてください。