PE部門 プロダクトマネージャーの仕事とは?【トモノカイおしごと事典】
はじめに:プロダクトマネージャーが属するPersonal Education部門とは?
一人ひとりがそれぞれの舞台で輝ける未来を作る。
というミッションのもと活動しています。
このミッションの実現に向け、Personal Education部門では、私たちにしかできない領域かつ、これからの世界で必要とされる教育のサービスを提供し、次世代を担う人材の輩出や教育問題の解決を図っています。
具体的には家庭教師の紹介サービス『東大家庭教師友の会』を主軸に展開するチューターセクションと、海外子女・インターナショナルスクール生を対象に受験対策指導を行う『EDUBAL』の運営をメインとするグローバルセクションの大きく2つに分かれて活動しています。
中でもEDUBALは海外子女向けのサービスとしてシェアNo.1となっています。
今回はEDUBALのプロダクトマネージャーの仕事について解説します。
EDUBALとは?
https://www.edubal.net/
海外子女や日本のインターに通う生徒さんの勉強をサポートするためのオンライン家庭教師サービスです。 教師は海外での学習や帰国受験の経験をもとに指導を行います。 生徒さんのロールモデルとして学習をサポートしています。
プロダクトマネージャーのミッションはカスタマーサクセスを実現すること
カスタマーサクセスとは、顧客に寄り添い、伴走することで成功体験のプランニングを実施することです。どんなに良いサービスも、お客様が期待した成果を達成できなければ、利用し続けてもらえません。
プロダクトマネージャーはお客様の本質的なニーズを理解し、そのニーズを実現するために日々活動しています。
具体的には、EDUBALお客様のアンケートなどから要望やお悩みを吸い上げ、夏期講習やイベントなどの企画を実行などを行います。
また、EDUBALの家庭教師サービスを受けているご家庭だけでなく、教師の大学生の皆さんにも満足して働いていただけるような企画や仕組みづくりを、今後は取り組んでいく予定です。
グローバルセクションの体制と業務内容
プロダクトマネージャーが属するグローバルセクションでは、EDUBALの運営を中心に行っています。
プロモーションチームが新たな顧客獲得のためのマーケティングを実施し、既存の顧客へのサービス改善の企画・運営をプロダクトチームが行っています。また、全てのお客様からのお問合せに事務オペレーションチームが対応しています。
中でもプロダクトマネージャーの具体的な仕事内容は下記になります。
①企画書をつくる
お客様目線を心掛けることがもっとも重要です。
ひとりよがりな企画にならないようインタビューやアンケートを実施し参考にすることが多いです。
また、日々の問い合わせデータも併せて確認しながら、海外やインターナショナルスクールの学生にとってどんな講座やイベントがあれば良いか考え、サービスの改善に繋げています。
②教材づくり&教師集め
基本的には大学生のプロジェクトスタッフをマネジメントしながら行います。
学生の皆さんには、教科書の要点をまとめたスライド資料を作成していただいたり、チェックテストを作っていただいたりしています。
夏期講習では、指導計画書をつくり1日の内容を考えていきます。kahootでクイズを作ったりして、生徒さんが積極的に参加し、楽しめる工夫も心掛けています。
また、実際に夏期講座やイベントの運営・ファシリテーションを行っていただく講師の方を集めるのもプロダクトマネージャーの仕事です。家庭教師を長くやってる方や、お客様アンケートで好評の方に声をかけ、お客様満足度の高い内容にしています。
③お客様に講座やイベント情報を周知
まずは、EDUBALのブログを利用し、お客様に情報を告知しています。
また、帰国子女の生徒さん、保護者さんが登録してくださっているEDUBALのメルマガ、Facebookやinstagramにて告知を行います。
WEBページのview数やメルマガの開封率などの反応を見て、数値分析も行い、タイトルや画像の内容を工夫し、日々PDCAを回しています。
④学生のマネジメント
特に教材づくりは数学や化学などそれぞれの科目で、優れた方に作ってもらうほうが良いものができる事が多いため、学生に主体的に考えてもらっています。
そのため大学生や院生のスタッフの採用が重要になります。家庭教師は朗らかさや明るさが必要ですが、教材作成は地道さが大事になります。社交性というよりは、科目の知識が豊富で締切を守れる方を採用し、育成しています。
学生との面接では、これまでのテスト対策の仕方などをお聞きし適正があるかどうかを判断しています。
プロダクトマネージャーの歓迎スキル・マインド
サービスの改善を行い、カスタマーサクセスに繋げるため、以下のスキル・マインドをお持ちの方を求めております。
■1→10まで全体を見たい人
企画からプロモーション・運営まで全て一貫して行うため、仕事の幅が広く刺激的な仕事内容となっています。
その分責任も大きいですが、もともと自分で考えて行動するのが好きなタイプや、指示がなくてもある程度自分で判断して動くことができ、そのプロセスを楽しめる方におすすめです。
■プロジェクト管理ができる
イベントや講習などは、あらかじめ日程が決まっています。
それを成功させるには、スケジュールや予算、人材などの計画を立て、状況に合わせて調整をする管理能力が必要不可欠です。
また、社員自身が作業をすべて行うわけではないため、目標ややるべき事を明確にし、メンバーに対し適切にアドバイスすることも重要です。
■顧客志向
カスタマーサクセスを実現するためには、何よりも顧客志向が必要不可欠です。
顧客志向のアプローチは、顧客のニーズを明らかにするところから始まります。そのため自分でも積極的にVOCを行い、お客様の要望やサービスが役に立っているかを確認しに行くことも大切です。
■学習が好きな人
トモノカイでは学習・共創という価値観をコアバリューとして大切にしています。
また、EDUBALでは帰国子女の国際バカロレア(IB)入試対策など特殊なサービスを実施しているため、日々その知識をアップデートさせていく必要があります。
学ぶことが好き、抵抗がないという方のほうが馴染みやすい環境かと思います。
■求めているご経験
・海外滞在経験やIB受験経験
・チームマネジメントもしくはプロジェクトマネジメントの経験(少人数でもOK)
・リーダー経験(他事業・他チームとの折衝経験)
※教育業界でのご経験は問いません(熱意が大事)
プロダクトマネージャーの仕事のやりがいとは?
企画から運営までを自分主導で行うため、裁量が大きく責任はありますが、やっていて楽しいですね。最後に完成したものが、目に見える教材として残るのも達成感を感じるポイントです。
また、実際にお客様の声を聴く機会が多いこともやりがいに繋がっています。
日本の教室や、セミナーだと「最後に質問がある方はいらっしゃいますか?」と声をかけても、シーンとする光景がよくありますよね?
EDUBALのイベント運営時には、お客様からの質問が多すぎて、全てをさばききれないことがありました。笑
それだけ役に立って価値のあることをお伝えできているからこそだな、と実感しました。
実際にアンケートでもお客様から「IB経験した学生から直接話を聞けたのがうれしかった」などポジティブな声が多く、とてもやりがいを感じました。
プロダクトマネージャーのキャリアパス
プロダクトマネージャーのお仕事は裁量が大きいため、その分たくさんのスキルが身につくポジションだと思います。
培った経験を生かして新ブランドの立ち上げに携わっていただくキャリアもあれば、EDUBALの全体統括とステップアップしていただくこともあります。
プロダクトマネージャーを目指す人へのアドバイス
主体的に自分でどんどんやっていく人には合っている環境だと思います。
プロダクトマネージャーに限らず、PE部門には新しい取り組みにも、論理さえ通っていれば「やってみたら?」と挑戦させてくれる文化があります。(実際に新卒2年目で新サービスの立ち上げを行っている社員もいます)
だからこそ、自分からいくらでも仕事を作れますし、逆に言えば型通りの仕事だけを続けることはあまり通用せず、常に最適な方法を考えていく必要があります。新しいことに挑戦し続けられるので退屈しませんし、挑戦した結果、達成感を感じられることも多いです。
また、一緒に働く大学生がとても優秀です。ひけめを感じることなく切磋琢磨するのが楽しいと感じる方と、ぜひ働きたいと思います。
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以上、プロダクトマネージャーの仕事についての解説でした。