社員対談
20代で異業種からトモノカイへ。成長し続ける二人の入社前とこれから
トモノカイには、異業種から転職し活躍している社員が数多くいます。
現在、Webマーケターとして活躍する灰野さん、営業として活躍する篠田さんは、ともに20代で異業種からトモノカイへ入社しました。
異なる業界・業種で仕事をしていたお二人は、どのような経緯でトモノカイへの転職を決めたのでしょうか。
そして、前職での経験・スキルは現在の仕事にどう繋がっているのでしょうか。お二人にお話を聞いてみました。
【目次】
● プロフィール
● 今後の展望
プロフィール
灰野さん|学習塾支援部門 (写真左)
新卒で建築設計会社に入社し、学校の設計に携わる。2022年6月にトモノカイへ入社。
現在は「学習塾支援部門」にてWebマーケターとして活躍中。社内他部門との連携の窓口役も務めている。
篠田さん|放課後支援部門 (写真右)
新卒で企業経営コンサル会社に入社し、組織開発コーチングに携わる。2023年5月にトモノカイへ入社。
現在は「放課後支援部門」に所属し、営業として放課後支援プログラムの導入を推進している。
「目指すもの」に惹かれてトモノカイへ
――早速ですが、トモノカイへの入社に至る経緯を教えてください。
灰野さん:トモノカイに入社する前は建築設計の会社で学校の設計をしていました。そこから転職に至った一番の理由は、Webマーケティングの仕事をしたいと思ったから。もう一つは、トモノカイは新卒のときから興味があった教育に関わっていて、やっているビジネスと実現したい「教育の再設計」っていうビジョンが分かりやすかったからです。やっていることと目指していることが乖離していて分かりにくい会社って結構あると思うんですが、トモノカイはそれが未経験の僕にも分かりやすかったので、他の会社には応募せずトモノカイだけに応募しました。
篠田さん:なんで学校を作りたいと思ったんですか?
灰野さん:学生のとき学校の設計の課題をやって、めちゃくちゃ褒められたんです。それで「自分に適しているかもしれないな」、「じゃあこれやってみようかな」と思って、学校に興味を持ちましたね。
――Webマーケティングの仕事をやろうと思ったのはどうしてですか?
灰野さん:一人で事業を作れるようになりたいとずっと思っていたからです。前の会社を辞めようと決めた後、一人で独立できるようなスキルは何か考えて職種や会社を調べました。気になった資格などが他にもあったんですが、事業を作っている人にWebマーケティングの仕事の経験がある人が多いと知ったり、獲得できるスキルに魅力を感じたりして、Webマーケティングをやりたいと思うようになりました。
(篠田さん)
篠田さん:僕は元々教員になりたくて、大学で教員免許を取りました。教育実習に3回行って、勉強を教えることは楽しかったんですが、職員室の雰囲気が一部悪い部分があって…。先生のパワーバランスが子どもの授業態度や、言うこと聞く・聞かないにすごく影響しているのを見たんです。それを経験して、先生方をサポートできるような仕事に就きたいと思い、一般企業に入りました。
前の会社では組織開発コーチングという、「どうすれば組織で働く人が前向きに、主体的に働けるのか」、「人は成長するのか」などを考え実行してもらうような、コンサルチックなことをやっていました。元々これは学校の先生方に向けてやりたかったんですが、前の会社では学校全体に入っていくことがなくて。4年ほど経ったとき、「学校にアプローチしていくには本当にこれでいいのか?」と思い始めて、転職活動をしました。
そこから色々な会社を見てトモノカイに決めた一番の理由は、部門スローガンの「一人ひとりを学びの主人公に」というフレーズです。自分がやりたいことにぴったりだと思いました。僕が前の会社でやっていたのは「人がどう変わるのかを追いかけ続けること」だったので、「あなたが主人公にならないと何も世界は変わらない」というトモノカイの考え方がビビッときました。
あとは、事業成長の観点で成長性がありそうだと思ったのも入社理由です。今は先生に対して組織を変えるようなアプローチをするプロダクトはないけれど、面接を担当してくれた方が「今は子どもたちにアプローチしているけれど、それによって先生たちが変わっている。先生たちが変われば学校も変わるよね」という風に、子どもたちだけじゃなくて学校全体を見ていた。「もしかしたら先生方に対するサービス・プロダクトも開発できるかもしれない」という期待感がありました。
新たな業界・会社に入る不安
――お二人とも異業種からの転職でしたが、入社前に不安はありましたか?
灰野さん:教育に関してもWebマーケに関しても共通言語を知らなかったので、自分が何を知っているべきなのかが分からないことが不安でした。もう一つ不安だったのはトモノカイで働いている人がどういう背景でこの会社・職種で仕事しているのかが分からなかったことですね。
それで僕はトモノカイの社員インタビューをずっと見ていました。こういう背景でこの人が入ってきているんだな、みたいな人物像がリアルに見えて、「この会社に入りたい」と思いましたし、不安が和らぎました。
(灰野さん)
――共通言語を知らないことへの不安は入社前に解消できましたか?
灰野さん:これは解消しませんでした。一応Webマーケティングの言語を勉強していましたが、結局インプットと業務はちょっと違うので、入って体験実務をしながら学ぶ方が多かったですね。だから最初はちょっと大変でした。
――入社後、学びやすい環境は整っていましたか?
灰野さん:トモノカイは学びやすい環境がすごく整っていると思います。Webマーケティングには色々分担があるんですが、その全てをやるというよりは「一つを任せるからそれのプロになってください」という感じで、自分のポジションを作れるような配置をしてくれたんです。「これは自分が一番知っている」と思える領域を用意してくれるのはこの会社のいいところだと思います。
篠田さん:僕の場合は、前職が良い人が集まっていてコミュニケーションが活発な会社だったので、それを手放す不安はありました。入社前にトモノカイの社員と話す機会はありましたが、話した人たちのことしか分からないので、どんな会社の文化なのか、どういうコミュニケーションを取っているのか、ちょっと不安でした。ただ実際入ってみてぶっ飛んで面白い人はいましたが(笑)、人間関係は全然大丈夫でしたね。
あとは放課後支援の領域で言うと、役割は決まっていてもファジーで責任範囲が広いので、そこを不安に思う方はいるかもしれないですね。自分は前職で慣れていたので大丈夫でしたが、放課後支援部門は今役割分担を明確化している段階なので、敷かれたレールに沿って成長したいと思っている方はギャップを感じるかもしれません。逆に言うと自由度が高いので、僕はやりやすいです。
信じて任せてくれる環境で、自分でやって学ぶ
――入社してから現在まで、どのような業務をされてきたんですか?
灰野さん:僕は塾と求職者のマッチングサービスのマーケティングをしています。学生向け、社会人向け、トライアルの3つのサービスがあるんですが、最初は社会人向けの小さな施策を任されました。次に社会人向けサービスを全てやって、その後は学生向けと社会人向けのサービスを両方やりつつ、学生スタッフのマネジメントも始めました。現在は、他部門との連携の窓口役もやっています。
――1年半で業務の幅がかなり広がったんですね。
灰野さん:僕は完全に経験0だったので0→1も早かったんですが、1→100に数字を上げていくペースもものすごく速いです。
篠田さん:手を動かしながら学んでいく感覚だったんですか?
灰野さん:まさにそうです。入社3日目くらいに、3万人の会員にメールマガジンを送ることになりました。「まあ一旦やってみようか」というスタイルでしたね。やりながらインプットしていって、0→1は3日でした。信じて任せてくれたことが自分にとってすごく良かったです。
篠田さん:僕は営業職なので、学校の先生に放課後支援をご紹介し導入の意思決定を促すのが主な業務です。とはいえ入社後すぐ営業に行ったわけではなくて、最初の1ヶ月は既にトモノカイのプログラムを導入している学校を見学させてもらって、情報を集めたり自分の体験を増やしたりしました。
また、僕が入社した頃ちょうど営業のマニュアル化が始まったので、試しにその型に則って商談の進め方をインプットしました。最初の数回の商談は上司に同席してもらい、その後自分一人で初回の商談をやるようになりました。初回の商談は興味を持ってもらう段階なので伝えることはほぼ決まっていて、そこから次の商談に繋がったり、より管理職が増えたりすると事例や経験がないと喋れないので、上司と一緒に商談に行っています。
現在は商談に加え、「営業カルテ」という、どんな学校がどんな背景で放課後支援を導入しているのか、どういうプログラムをやってどんな成果が出たのかをまとめた資料を作成して、初回の商談以降で事例を話せるようにしています。
――前職での経験が活きていると感じることはありますか?
篠田さん:めちゃくちゃありますね。前の会社には日常的に「あなたは何がやりたいの?」って聞かれる文化があったので、常にその問いが自分の中にあって、やりたいことがアウトプットできる状態になっています。自分で決めなければいけないし、結局は自分が主人公だと思ってやらないと面白くないので、そこの考え方の部分がすごく役に立っていると思いますね。
あとは前職で身につけたコーチングのスキルが商談でかなり活かせています。
灰野さん:Webマーケティングの職だと新しいプロジェクトを立ち上げることや現状の課題から独自性を持った何かを自分で生み出すことが結構求められるんですね。前の会社には学校現場の課題を吸い上げて設計をするというより、「学校はこうあってほしい」というような、自分の思想や夢みたいなものから設計をする人が多かったので、僕も自分の意見が自然に出てきていたんです。
今の方が論理的に思考をアウトプットしていますが、前職での自分の意見を形にする経験が今の土台になっていると思います。
今後の展望
――最後に、お二人の今後の目標を教えてください。
篠田さん:先生がもっと働きやすくなるプロダクトや、先生が共同して子供たちに教育の機会を作れるような関係性を作るプロダクトを作りたいです。先生方って先生になった瞬間は「子どもたちに学びを提供したい」、「成長を感じさせてあげたい」と思っているけれど、実際に働いているといろんなことから影響を受けて、疲れてしまったり目的を見失ってしまったりするのを見ていて。先生方によりよい関係性を築くことで子どもたちにいい影響を与え、先生自身が人生をより充実して過ごせるようになってもらうような関わりを、人生でできたらなと思っています。
灰野さん:まず個人としては30歳のときに何かしら事業を作りたいと思っています。会社や教育の面だと、何かに気づくとか、何かを学んでみることの楽しさがいろんな人に広まってほしいと思っているので、それを実現するためのプロダクトを作りたいです。
◇ ◇ ◇
教育業界未経験だったお二人が、入社してから短期間で業務の幅を広げているのが印象的でした。それぞれの教育への熱意や仕事に向き合う姿勢に加え、できると信じて新たな業務を任せてくれるトモノカイの環境が、お二人の成長や活躍に影響していることを実感しました。
本記事を読んでトモノカイに興味を持たれた方は、ぜひトモノカイを検討してみてくださいね。トモノカイ一同、あなたのことをお待ちしています。