学習塾支援部門 マーケティングリーダーの仕事とは?【トモノカイおしごと事典】
はじめに:マーケティングリーダーが属する学習塾支援部門とは?
学習塾の変革を支えるパートナーになるというビジョンのもと、塾講師に特化した求人サイト「塾講師ステーション」、「塾講師ステーションキャリア」の運営を行っています。
「講師と学習塾」のマッチングサービスの最終目的は、学習塾に通う生徒のために最良の人材支援をしていくことです。
そしてそれは、講師が気持ちよく働ける環境だからこそ、実現できると考えています。
良き教育者・環境が整ったところに講師を届ける、一緒により良い職場環境を作るというところまで、学習塾のパートナーとして支援を行います。
マーケターは、大学生に塾講師の魅力を伝え、学習塾への応募を促すのが主な仕事内容となります。
今回はそんなマーケティングリーダーの仕事について、担当者への取材をもとに解説します。
塾講師ステーションとは?
2006年にオープンした塾講師専門求人検索サイトです。年間アクセス数は1100万PVを超え、塾講師アルバイトにおける「応募時に利用するサイト業界No.1」を記録しました。(2016年11月)塾講師アルバイトに特化した検索軸で求人を比較することができ、無料で口コミも閲覧できます。
https://www.juku.st/
塾講師ステーションキャリアとは?
https://www.juku.st/perm
塾講師ステーションキャリアは、2021年にオープンした既卒社会人採用に特化したサービスです。
マーケティングリーダーのミッションは塾講師を検討中の方に、サイトを利用してもらうこと
この職種のミッションは、塾講師を検討している求職者の方に、塾講師ステーションの利用を促し、応募数を増やすことです。
また、リーダー職のためメンバーをマネジメントしながら、メンバー自身がWEBマーケを通して成果を出せるようにすることも大切です。
チームの体制と業務内容
学習塾支援部門では下記の4つのチームに分かれて活動を行っています。
マーケティングチーム:塾講師ステーションの集客・応募を促す活動を行う
営業チーム:新規顧客の開拓と既存顧客へのレビューやサポートを行う
基盤チーム:サイト内のユーザー体験向上のためのシステム開発を行う
キャリアチーム:新サービス塾講師ステーションキャリアの営業企画・事業開発を行う
詳しい仕事内容は下記になります。
①マーケティング戦略・戦術の策定
まずは事業戦略を踏まえて、どう集客するのかの戦略を練ります。
そして、戦略に紐づく戦術策定を行うのですが、現在はSEO、WEB広告、メールが主な流入チャネルとなっています。これだけだと成長が難しいため、新規チャネルをどう作るかが重要になります。
単純にチャネルを増やすのではなく、事業戦略を踏まえて考えるので上流からしっかりと携わり、実行できるのがポイントです。
②メンバーのマネジメント
マーケティングチームでは4〜5名程度の長期インターン生が、学生スタッフとして勤務していますが、ここでは社員のマネジメントがメインになります。
各チャネルを社員の担当者にお任せしてるので、メンバーが各領域を最大化できるように一緒に考えサポートしています。また、各領域の社員が学生スタッフのマネジメントもうまくできるように力添えすることもあります。
このチームの特徴的なこととしては、KPIを明確に設定し、組織運営をしていることです。
KPI達成のための手段を考えること等は、担当社員にお任せしています。
アドバイスをする際にも自分が答えを言うのではなく、ポイントを示して考えてもらうことを重要視しています。
③webマーケ施策の実行
マーケティングリーダーも、1つチャネルやプロジェクトをもって、手を動かすようにしていただいています。
軸になるものを持っている方が、自分自身も成果が出せ、自信につながりやすいからです。
担当する内容はあらかじめ決まっているわけではなく、流入チャネルやWEBディレクションなど、その方の強みによって決めています。
実務として流入チャネルやプロジェクトを持つことで、他のメンバーとの関わりもでてきて、現場で起こっていることも理解しやすいです。
そのほうがマネジメントにも生きるので、自分で手を動かし実行することも大切だと考えています。
マーケティングリーダーの歓迎スキル・マインド
マネジメント業務を行いながら、塾講師ステーションの利用者を増やすため、以下のスキル・マインドをお持ちの方を求めております。
■オーナーシップ(当事者意識)
リーダーとしてマーケティング業務を推進していくにあたり、うまくいかないこともあります。そこに対して他責にせず、問題意識を持ち自分で解決しようという志向性が大切です。
事業をよりよく推進していくためのエネルギーになり、チームの生産性が上がるからです。
■粘り強さ
WEBマーケでは仮説を立て施策として実行していくのですが、仮説が当たることは多くありません。その中で、自分の持つ仮説を成功に導くために何回もチャレンジすることが大切です。
自分の解答を正解にしていく粘り強さが求められます。
施策の実行や失敗は、WEB上のためメディアや紙の広告とは違い、やりやすさもあると思います。
■意志と勇気
自分がやりたいと思ったことに飛び込む、意志と勇気が必要です。
現状維持になってしまうと、サービスとしても自身としても成長がなくなってしまいます。
このチームでは失敗を恐れずチャレンジすることを大切にしています。
恐れることは悪いことではありませんが、機会を掴むための勇気は必要です。また、リーダーとして決断して実行する覚悟も持つことも重要です。
■求めているご経験
・SEOや広告運用などwebマーケティングのご経験
・メディアプランニングのご経験
・マネジメント経験
※教育業界でのご経験は問いません
マーケティングリーダーの仕事のやりがいとは?
事業戦略とマーケティング戦略は切り離せない関係にあり、マーケティング戦略を立てるには事業の深い理解が必要になります。
このような経験は、1人の経営者として事業を動かしていく力を培うことに繋がります。
プレイヤーとしてだけだと見えてこない、事業運営者としての視座や視点を手に入れることができ、事業計画とマーケティング施策の繋がりが一気通貫して理解できることに面白さを感じています。もし、失敗したとしても、全体感から振り返りをしやすいですしね。
またこの職種は、市場価値の高い人材になれるとも思います。
WEBマーケ広告の運用をやっていて、その専門性を高めたいという人は世の中にたくさんいますが、施策の実行を経営視点で考え実行できる人は少ないと思います。
将来自分で事業を創りたいという方にもおススメのポジションです。
マーケティングリーダーのキャリアパス
まずは、メンバーとして1つ成果を残し、その後リーダーとして活躍してもらうことが多いです。マーケティングリーダーとして実績を積みつつ、事業責任者にキャリアアップも可能です。
新規事業にチャレンジして事業開発のチームを率いるというキャリアも考えられます。
マーケティングリーダーを目指す人へのアドバイス
webマーケターとして個人での実績、チームでの実績を出された方で、さらにキャリアアップに挑戦したい方を歓迎します。
事業という単位でのマーケティング戦略を考えていきたい方や、自分でゆくゆくは事業を創って推進していきたい方などが合うポジションですし、きっと良い経験になると思いますよ!
面接では、今後5年から10年でどんな人になりたいか、キャリア感をお聞きすることがあります。
ご自身の意思と、なぜそう考えているか語れると良いですね。
20代だとなかなか明確には考えづらいかもしれません。ある程度の方角が見えていれば良いと思います。
以上、マーケティングリーダーの仕事についての解説でした。