t-news Webマーケターの仕事とは?【トモノカイおしごと事典】
はじめに:Webマーケターが属する経営資源管理 内部送客チームとは?
約23万名の大学生が登録する教育バイトサイト「t-news」を運営しています。ただ単にt-newsへの登録を促して終わりではなく、教育現場での活躍を見据えたサービス体験全体を創造していくことを大切にしています。
このt-newsを通して、年々拡大するトモノカイの教育事業(一般家庭/学校/塾へのサービス)に共感する学生を増やし、講師として現場でご活躍いただくまでサポートしています。
t-newsとは?
https://www.tnews.jp/
首都圏の難関大生を中心に、多くの大学生が使う教育バイトメディアです。
・東大生の約3人に2人
・早大生、慶應生の約3人に1人
が登録しています。トモノカイが運営する家庭教師事業(東大家庭教師友の会)や学習メンター(放課後学習支援事業)、塾講師バイト(全国5万教室)、その他レアバイトなど多数の学生向け求人を掲載しています
その中でWebマーケターは、大学生にt-newsの魅力を伝え、登録を促すのが主な仕事です。
今回はそんなWebマーケターの仕事について、担当者への取材を基に解説します。
Webマーケターのミッションは多くの大学生にサービスの魅力を伝え利用してもらうこと
難関大生が多く利用するt-news。
このt-newsの良さをもっと多くの方に知ってもらうために、WEBマーケティングに力を入れ、活動しています。
WEBマーケティングと聞くと、SNS運用やSEOマーケティング、リスティング広告等の運用を思い浮かべるのではないかと思います。
もちろんそういった業務もありますが、私たちは運用のみならず、マーケティング戦略立案から携わり、「t-news」のプロモーション活動を上流から下流まで幅広く行っています。
チームの体制と業務内容
下記3名の社員と複数のアルバイトの皆さん、インターンの大学生といった体制で行っています。
・t-newsの事業責任者
・t-newsのプロダクト改善
・t-newsのプロモーション
WEBマーケターの業務内容はプロモーション活動の上流から下流までを担い、下記のような仕事が主になります。
実行部分を学生のインターン生が主に行うため、社員はディレクション及びマネジメント業務がメインになりますが、入社直後は実行にも携わっていただいています。
①マーケティング戦略・戦術策定
大学生の会員獲得の目標達成に向け、さまざまな思考や視野を組み合わせ、持てるリソースを効果的に運用するためのアイデア、シナリオを考えます。
そして具体的なWEBマーケの戦術として、各流入チャネルの数値目標や行動指標を立て、インターンの大学生とともに実行していきます。t-newsは大学生のための教育メディアなので、大学生の生の声を大切にし、積極的にインターン生の意見を取り入れています。
②WEBマーケティングによる集客活動
主に下記のチャネルを駆使しながら、プロモーション活動を行うことが多いです。
・コンテンツマーケティング(SEO)
・SNS
・リスティング広告
「どういう記事なら面白くなるんだろう」
「どういう広告なら興味を持ってもらえるんだろう」
といったことを、インターン生とともに議論しながら記事の執筆や広告運用を行っています。
また、必要があればプロモーション内容に併せてLP(ランディングページ)を作るなど、サイトの改修・制作も適宜行っています。
③データの分析、集計
内部送客チームの組織文化として、WEBページのview数や登録数など数値データを取得し、日々振り返りを行いPDCAを回すことを大切にしています。
データ分析・シュミレーションを行うことで、なんとなくぱっと思いついた不確実性の高いアイデアや施策も、より精度を高めて実行することが可能です。
また、本質的な課題を特定するためにも、日々のデータ取得は欠かさず行いチェックしています。
④長期インターンの学生のマネジメント
t-newsは大学生向けのサイトのため、大学生から良いプロモーションに関するアイデアや意見をいただけることが多いです。そのため長期インターンの大学生に主体的に、PRチャネルの運用に携わっていただいています。
大学生と議論をしていると、自分では考えつかないような面白いアイデアに、はっとさせられることも多くあります。
そんなインターン生たちの意見を尊重しながら、より主体的にご活躍いただけるように、育成やマネジメントを行うのもこの職種の仕事の1つです。
Webマーケターの歓迎スキル・マインド
大学生をマネジメントしながら、t-newsの魅力を多くの人に伝えていくため、以下のスキル・マインドをお持ちの方を求めております。
■リーダーシップ
プロモーション戦略の立案から実行までを全て一貫して行うため、大きな裁量をもち、仕事を進められます。その分、業務は多岐にわたり、1人で成果を出すのは難しいため、大学生のメンバーを巻きこみ鼓舞していく必要があります。
目標達成のためのビジョンを示し、メンバーがより主体的に活躍できるよう導いていくことが求められます。
■ITやデータを扱うことに抵抗がない
大量の数値データを扱い、日々PDCAを回し改善に繋げることを大切にしている文化のため、それを面白いと感じる方におすすめです。
データを取得するための基礎知識の習得や、Google AnalyticsなどITツールの利用に抵抗がない方のほうが馴染みやすいかと思います。
また、これらのツールを利用してプロモーション施策立案やサイト改善等も積極的に行っていただきたいと考えています。
■大学生の意見を柔軟に取り入れつつマネジメントできる
学生インターンの統括を行い、大学生の意見を反映しながら、大学生と教育現場にとってよいサービスを追求して頂きます。そのため、大学生とすんなり仲良くなり、意見を尊重できる方とぜひ一緒に働きたいと思います。
最初は「大学生に任せて大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、侮るなかれ、です。
とても優秀な学生たちが集まっています。
そんな学生たちの意見を積極的に取り入れ、マネジメントすることでサービスの改善につなげていただきたいと考えています。
■教育に対する想いや活動経験がある
トモノカイが掲げる「教育の再設計」に共感し、一緒にやっていきたいと感じていただけることを求めています。一緒に働くメンバーたちも教育に熱い想いを持っている方が集まっています。
面接等でも教育に対する想いがあれば、ぜひ聞かせていただきたいです。
■歓迎するご経験
・SEOや広告運用などwebマーケティングのご経験
・部下を持ちマネジメントを行った経験
・Excelなどを持ちいたデータ処理が得意な方
※教育業界でのご経験は問いません
Webマーケターの仕事のやりがいとは?
裁量が大きいため、自分で考えた施策を実際に行動に移し、成果を実感できることがやりがいになっています。
数値データをもとに施策を考え、自分の仮説が当たった時は「よっしゃ!」と思います。
最初は教育への想いが強くて、教育現場で働きたいと漠然と思っていたのですが、いざやってみたらマーケティングが楽しくて、夢中になってしまいました。
また、学生インターン生と一緒に働き、実行部分は基本的にお任せすることが多いです。インターン生が「全然自分よりすごいじゃん!」と思えるようなアウトプットを出してきたときは、すごく嬉しかったです。
実行部分をお任せすることで、自分が俯瞰して戦略・戦術を考えることに専念できたり、多領域の仕事に携われたりすることも楽しいですね。
Webマーケターのキャリアパス
マーケティングのスキルは、どんな仕事でも必要なスキルだと思います。
培った経験を生かして、他の事業部のマーケティングに携わって頂いたり、事業責任者やマーケティング責任者へのキャリアアップしていただくこともあります。
Webマーケターを目指す人へのアドバイス
求職活動でも、自分という商品をマーケティングする活動にとらえて、ターゲットは誰なのか、自分のポジションはどこなのか、を明確にしながら活動をすることで、双方にとって良い活動になると思います!
Q. 自分という商品を会社が買う理由は、何なのか。
Q. 熱量とやる気があればよいのか。
Q. どうすればスキルや素養を証明できるのか
を考えてから望むと良いと思いますが、具体的には、
・自分の中でマーケティングとは何かを語ることができる
・身近な商品や企業のマーケティングについて語ることができる
・企業で未経験でもブログやSNSで仮説を立ててマーケティングを実行した経験がある
などの準備があると、自分のマーケティングの素養を伝えやすくなります。
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以上、t-news webマーケターの仕事についての解説でした。
現在トモノカイでは、一緒に働く仲間を募集しています。この記事で興味を持った方は、ぜひ一度こちらをチェックしてみてください。